修辞技法

『倒置法』の解説とその例

投稿日:2020年4月3日 更新日:

wikipediaの解説(引用)

➀文章は通常、主語-目的語-述語 の順で記述されるが、この順序を倒置(逆転)させ、目的語を強調する手法のこと。 

  • 私は宝の在処を突き止めた。(通常)

⇩  ⇩  ⇩  ⇩  ⇩

  • 私は突き止めた、宝の在処を。(倒置法)

➁命令や指示、制止などを早急に出したいときなどに扱われる

  • そこから動かないで。(通常)

⇩  ⇩  ⇩  ⇩  ⇩

  • 動くな!そこから!(倒置法)

➂セリフなどにおいては、目的だけ先に言ってリアクションを誘発することで、思わせぶりな表現ができる。

  • 「好きなんだ・・」
    「 えっ!?」
    「 紅葉」
    (なんだ‥‥)

オリジナル例

「私は見つけた、自分の居場所を」

「いい香りだね この花」

「いい香りがするわね あなた」

「殺してやりたい、あいつを」

「冷ましてあげるね、スープ」

「芳しいね、このワイン」

「怖いんです、未来が」

「もう嫌なんだ、練習は」

「僕は死んだ 、2年前に」

「僕は殺した。三人の人物を。」

「すごく嬉しそうだった。彼女は。」

「さっき入れといたよ、資料は」

「 五年も経つんだね、彼が死んでから」

「もう行ったよ、アイツは」

「分かった!事件のトリックが!」

「 眩しいな、あの灯り」

「 ボクは苦手だ。数学が。」

「走り続けた。 彼女がいる場所に向かって。」

「現れた。お化けが。」

「200kgを持ち上げた。女性だというのに。」

「100メートルを20秒で走った。 90歳のおじいちゃんが」

「諦めろ、そんな夢」

「私は変えた、この世界を。」

「とてつもなく広い。この世界は。」

「楽しすぎるよ。この新しいソフト。」

「信じてみよう。自分の可能性を」

「よし帰ろう。私たちの家へ。」

「寒いね、ここいらは。」

「下がりなさい、この領域から 。」

「私はやめる。もうこんなこと」

「嫌いだった。彼女のことが。」

「私は殴りかかった。その分厚い壁に」

「大きいな、この建物。」

 

 

 

 

 

 


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