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ギリ世代じゃなかった(泣)20代前半のFF7:REMAKEプラチナトロフィーレビュー

投稿日:2020年5月2日 更新日:

はじめに

一週目のクリア時間は、

寄り道しつつイージーモードで28時間。

プラチナトロフィーの獲得は、まったりやってプレイ80時間。

そこからプレイログの数字を埋めるまでにトータル約90時間ほど。

ブログ主のFF7ファンとしての経歴

  • 『クライシスコア』→小学生の時に叔父から拝借してどハマり。トータル3周半ほど。なによりFINAL FANTASYという存在を初めて知った原点のソフト。ザックスが死ぬエンディングを迎えたその日は眠れなかったのを覚えてる。

  • 『アドベントチルドレン』→「クライシスコア」プレイ後すぐにDVDを持っていた友人宅で視聴。後にコンプリートブルーレイを購入し、今までトータル50回以上は視聴。「CC」と「AD」によって、過去作であり原点のFF7本編にも興味が沸く。

  • 『ダージュオブケルベロス』→中学生の時にプレイおよびクリア済み。
  • 『PS版本編』→派生作品を全て終えた後でらようやく中学生の時に一度クリア。

とまあ原点回帰みたいな順番になりながらプレイしてきました。

オリジナル版をリアルタイムでプレイしていたユーザーの方々と比べれば、FF7ファンとしての歴史は浅いですが、完全クリア後に心に残ったざわめきが消えないうちに、書き留めておこうと思います。

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CHAPTER1『壱番魔晄炉爆破』

わっ!昔のタイトル画面と同じっ!

起動して早々、最新グラフィック版のバスターソードが出迎える。

ついにこの時がやってきた・・・。

興奮に震える手でニューゲーム。

“SQUARE ENIX Presents”のテロップに続き、日中のミッドガルが映し出される。

そしてエアリス登場の冒頭シーン。

FINAL FANTASY VII REMAKE DEMO_20200303095157

「はっ!?人間じゃん!?」

毛穴や皮膚の線までしっかり描画されていることにまずビビる。

そして空を見上げるエアリスの美しい顔に魅了されながら、ついに現れたFF7REMAKE のタイトル!!

出た瞬間のトリハダ足るや!!!

しょっぱなからボルテージ全開。

このクオリティでFF7の世界を冒険できるのかーー!?

開始数分で期待値MAX。

CAPTER2『八番街の出会い』

ここでエアリスとクラウドの邂逅。

すると原作には登場しない、ローブ姿の怪物が出現。

お・・?

なんかコイツ‥ハリーポッターで見たような風貌…ディメンターかな…(笑)?

そんな本編には登場しなかった悪霊登場に困惑しながらも、予想外の展開にどこかワクワク。

部隊長ゴンガにはEASYモードながら何気に苦戦。

炎魔法が弱点だと気づかず、ゴリ押しで勝利。

CHAPTER3『セブンスヘブン』

壱番魔晄炉の任務から無事生還。

七番街駅に帰ってきたところから始まるチャプター3。

見覚えのある景色が見えてきて、ついに現れた『セブンズヘブン』の看板。

その入り口に座っていた、見覚えのある人物・・。

「ティファキタアアアアアア!!」

エアリスといいティファといい、立ち続けに現れる絶世ヒロインたち。

悶絶するようなヒロイン力に、

「なんでこんなに可愛いんだよ・・なんでこんなにキレイなんだよ!!(怒り)

という怒りのような感情や喜びがぐちゃぐちゃになった錯乱状態のまま、終始ハァハァ興奮。

なんとか熱を覚ますため、視界を上に向ければ今度は

そこに広がる景色に圧倒される。

空を覆う巨大なプレート。

押し潰されそうな閉塞感にどこか非現実性を感じながらも、

「ああ、ついにFF7の世界にやってこれたんだなあ」という実感にしばし酔いしれる。

容貌こそインチキ占い師みたいな見た目だが、

マーレは名物ばあさんみたいな感じでいい味だしてました。

CHAPTER4『真夜中の疾走』

ジェシーの頼み事を聞き、駅へと向かうところから始まるチャプター4。

ADのバイクアクションシーンを思い出させるような手に汗握るシーンにアドレナリン沸騰。

終盤のパラシュートのシーンも印象深い。

足元に広がるスラムの灯り、オリジナル版ではモブ扱いだった三人組の生き生きとした姿にどこか感銘。

作戦開始前からこのワクワク感。

伍番魔晄炉編はいったいどんなスペクタクルになることやら・・。

CHAPTER5『迷宮の犬』

列車に乗り込むところからスタートするチャプター5。

ハイデッカーのパワハラ上司っぷりが印象的。

三等身のイラストのイメージしかなかったハイデッカーの髭の白髪にまでこだわった造形に感動。

列車から飛び降りる際のクラウド&ティファのサービスシーンには苦笑い。

CHAPTER6『スラムの太陽』

リフトで降りたところから始まるチャプター6。

下に拡がるスラムの屋根に、息を呑む。

1周目は同じところをぐるぐる・・ぐるぐる・・。

めちゃくちゃ迷った。

CHAPTER7『伍番魔晄炉の罠』

ガン●ム登場の回、チャプター7。

ホログラムで登場するプレジデント神羅のシーン。現代ならではの映像表現だなあと感心しながら、流れるままにスーパーロボットくんと対決。

クラウドが落下し、エアリス登場の期待を持ったまま次のチャプターへ。

CHAPTER8『再会の花』

魔晄炉より落下したクラウドが目覚めるところから始まるチャプター8。

エアリス来るぞぉ…。期待を込めながらムービーを鑑賞。

扉に近づくとレノが「少し時間をやるぞ」みたいな声を出す遊び心に微笑。

梯子が折れてエアリス助けるシーンも印象深い。

七番街スラムとはまたまた違った雰囲気が流れる伍番街スラム。

元気に掛ける子どもたちやリーフハウスなど、前チャプター群の忙しなさから打って変わり、静かな時間を堪能。

そしてエアリスの家!!綺麗すぎっ!?

荒廃したスラム街からのギャップか、

急におとぎの世界へ迷い込んだような不思議な感覚に陥った。

CHAPTER9『欲望の街』

エルミナに指摘を受けてこっそり脱け出すも、待ち伏せしていたエアリスと合流してスタートするチャプター9。

なんやそのタイミング!

というツッコミをいれたくなるベストタイミングでティファドレスverに遭遇。

チャプター9はぶっちゃけサービスシーン盛り合わせみたいなチャプターでしたが、1週目からエアリスの濃い赤いドレス、ティファの青ドレスを観れたので大満足。

はひー。

CHAPTER10『焦りの水路』

クラウドとティファが背中合わせになるショットがあるチャプター10。

ポンプのミニゲームは何気にムズかった。

CHAPTER11『亡霊の悪戯』

地下水路を抜け、列車墓場に出たところから始まるチャプター11。

両手に花のクラウドくん。

クラウドよ、その位置変わってくれ。

ハーレムお化け屋敷チャプター。

CHAPTER12『アバランチの死闘』

エリゴルを倒し、七番街プレートの支柱へと救援へ向かうところから始まるチャプター7。

ヘリが上空を通過、落下してきたりと

まるで映画の終盤のなかに没入したような緊迫感。

ウェッジのシーンでは、その勇気にちょっとだ目頭が熱くなった。

端役のシーンでまさかウルウルするとは…。

相変わらずこの二人は男前でした。↑

何かを悟るマリンのシーン。

最後の脱出のシーンはもうただの映画でした。

CHAPTER13『崩壊した世界』

ワイヤーで七番街から生還し、目覚めるクラウドたちのシーンからスタートするチャプター13。

セフィロス氏も登場。

セフィロス「喪失がおまえを強くする それでいいのか?」

どこか助言めいた言葉を残すセフィロス。

味方なのか?敵なのか?

相変わらず不可解なキャラ・セフィロス。

CHAPTER14『希望を求めて』

押し込み強盗よろしく、エルミナ宅に突撃するバレットには笑った。

初見プレイでの決意イベントはティファルート。

うん・・これはもう、お腹いっぱい胸いっぱい・・。

CHAPTER15『落日の街』

いよいよ終盤の気配漂うチャプター15。

上を目指し、ヘリガンナーと対決。

バレットの扱い(w)。

CHAPTER16『神羅ビル潜入』

神羅ビルまでたどり着いたシーンからスタートするチャプター16。

映像体験のシーンは鳥肌モノ。

FF7を象徴する二人のツーショット。

こうやって見ると、この二人ってホントカッコいいなあ~って思います。

高画質ムービーのティファはちょっと、グラドルの清水あいりさんに似てる気がする…。

いっぽうの宝条博士は、めちゃめちゃ安田顕(俳優)さんに似てる。

CHAPTER17『混沌からの脱出』

ソードダンサー→ジェノバBeat→ルーファウス→ハンドレッドガンナーと、ボス戦特盛セットのチャプター17。

レッドくんが積極的に参加。

バトル操作できないのが悔やまれるが次回作に期待することでなんとか鵜呑み。

拡散波動砲とかいう即死不可避の技には冷や汗かかされました。

CHAPTER18『運命の特異点』

バイクアクションから始まるチャプター18。

セフィロス様キタアアアエエエッ!

オリジナル版とは違うラスト。口を開けたまま呆然とムービーに見惚れる。

そしてあっという間に最後、

世界の先端、終末の7秒前、

「運命に抗ってみないか?クラウド?」

という意味深な言葉たち。

え?なに?もしかして協力していく的な展開?

桃太郎が一転、鬼と徒党を組んで第三勢力に立ち向かう!?みたいな怒涛の展開があるのか?

ぼく個人としては燃える展開なので大歓迎。

アビリティ八刀一閃・獄門撃ちたいですし。

そして…

ザックスパイセン!?

とにかく気になるのは彼の生死です。

ぼくのFFデビューは『FINAL FANTASYⅦ CRISIS CORE』なのでザックスはぼくのFFの原点であり、思い入れの深すぎるキャラクター。

最後の最後にサプライズをありがとう!

エンドロール

ゲームをプレイしていたはずなのに、長編映画を見終えた後のようなカタルシス。

最近これほどまでの高揚を覚えたのは、昨年4月に上映されたアベンジャーズエンドゲームを観に行ったとき以来。

しばしその余韻に浸るとともに、もう一度プレイしたいという欲求に駆られる最後でした。

新たな結末を支持!!

結末に関しては

①オリジナルと同様の結末

②リメイクだけの別世界線の結末

③分岐ルートによるオリジナル・リメイク版、両方楽しめる選択式の結末

大きく分けると、これが現状予想される、今後の3つの展開かと思います。

原作支持派のファンの皆様には申し訳ないですが、

ぼくはエアリスが獄門で一突きにされるシーン、見たくないので➁あるいは➂を支持します。

わざわざ運命の番人を倒したという壮大な伏線を張っておいて、「あ、やっぱ原作通りでした~」みたいな可能性はかなり低いんじゃないかなあ~とも思います。

まあ希望的観測なんですけどね。

もちろん②にもデメリットもあって、

既発売の派生作品との辻妻が合わなくなるため、

アドベントチルドレン、ダージュオブケロベロス等の未来世界も抹消されるのか?と言った懸念もあったり。

それはそれでなんだか寂しい気もしますが、

大好きなFF7のキャラクターたちにはより幸せな未来が待っていることを期待してしまいます。

ただ後の制作者の発表では「原作が消えるわけじゃない」と言った発言もあったので、結局どうなるかはまだまだわかりません。

今後の展開予想

●ラスボスは?

オリジナル版同様、”セフィロス”がラスボスというの、もちろん粋で懐古厨にはたまらない展開だが、世界線を移動したことによる弊害で、もっと強大な敵を呼び込んでしまう!?という展開も少し予想しています。

セフィロス「我々の星は あれの一部になるらしい」

という意味深なセリフを終盤で語っていたので、もしかすれば星を丸ごと飲み込む宇宙の脅威でも迫ってくるのかな?

なんていう妄想も浮かべたり浮かべなかったなり。

でもせっかくのリニューアルバージョンなら是非一度新しい展開を望みます。

セフィロスとの共闘、仲間になってプレイヤーとして動かせる、なんて事もあったり?

八刀一閃使えたらサイコーだよなぁ…。

●ソフトのサブタイトルは?

ネットでは1作目REMAKEと並ぶよう、「RE:から始まる英単が採用される」という予想がなされています。

REBIRTH(再生) REUNION(再会)

といった単語がネット予想のなかでは多かったです。

まあREMAKE2、REMAKE3…みたいなのはちょっとカッコ悪いですしね‥。

●残りのパーティーメンバーは?

残るパーティーメンバーはユフィ、ケットシー、ヴィンセント、シドの4名。

果たして彼らはどういった形で参入してくるのか、

原作と同じなのか?

もしくは未来が変わったことによって参入しないキャラが出てきたり、

逆に全く知らない新キャラがパーティーに参加したりと、予期せぬ展開もあるかも?

●派生作品のキャラクターたちは?

FF7には、オリジナル版発売の時点で“まだ存在していなかった”キャラクターがたくさんおり(要するに後付けキャラ)、オリジナルの時には実現できなかった彼らの参入エピソードなんかも今なら十分実現が可能。

『CRISIS CORE』のアンジールジェネシス、タークスのシスネ

『ダ―ジュオブケロベロス』のディープグラウンドソルジャーなどの登場エピソードはあるのか、

そしてザックスは生きているのか?など、

彼らの登場からも目が離せない。

●発売ハードは?

予想としては以降の分作は、PS5での発売が濃厚だと思っています。

ブルーレイディスク2枚分の容量でもミットガル脱出編までしかおさまらなかったので、PS5で採用されているUltra HD Blu-rayでなければ分作がとんでもない本数になってしまうから。

仮に、もしも最後のディスクで全てのチャプター・マップを行き放題になったりするのならPS4のままでは容量がまるで足りない。(まあ全チャプター生き放題はぼく個人的な希望ですが)

となれば以降の分作は、2020年末に発売を控えるps5での発売が濃厚かなぁと思いました。

ps4で前部分だけを先に売ってしまって続きを煽り、以降の物語見たい人はps5買ってプレイしてねー♪

というSONY&スクエニの購買戦略なんじゃないかと思います。

PS5普及こ役目も担うソフトになるんじゃないかと思います。

あんな続きの気になる終わり方されたら買わざるを得ないですよね。

まあそしたらまんまと買わされようと思いますが。

●バトルシステムは?

最初は不慣れだったが、慣れてくると徐々に楽しくなってきた今回のバトルシステム。

キャラクタースイッチしながら、戦略を構築していく感じが気持ち良かった。

ただフルメンバーになると

  1. クラウド
  2. バレット
  3. ティファ
  4. エアリス
  5. レッド13
  6. シド
  7. ケットシー
  8. ユフィ
  9. ヴィンセント

と、総勢9キャラクターになるので、

FF15と同じく、一度に四人使えるようになるなんていう拡張要素があっても面白いかなぁ、なんても思います。

●FF15のようにコケる?

それまでのトレーラーでは父との絆や、ヒロインとの関係に重きが置かれるのかと思いきや、なぜか発売延期のお知らせとともに割り込んできた「スタンドバイミー」のテーマ。突そして旅仲間三人との友情がピックアップされ、最後に玉座に座るノクティスが、

「やっぱおまえら好きだわ」

と言った時には、FF好きのぼくもさすがに

おれ「は・・・?」

となり、開いた口が塞がりませんでした。

まあノクトカッコいいし、何だかんだで許しちゃいましたが。

凝り過ぎず凝らなすぎず。

適度なクオリティを期待。

感想

『壮大なる序章』

『新世界への始まり』ーーー。

今作の『FFⅦ REMAKE』には、こう言った言葉がふさわしいのではないかなと思います。

個人的にはここ2、3年でプレイしたゲームの中では、ぶっちぎりの一位と、確信をもって言えるソフトでした。

最近のゲームは刺激的なんですが、どこか刹那的で思い出に残るような奥深さが無くて寂しさを感じていました。でも『FF7リメイク』はそこが違いました。

屋根のちょっとした錆具合や看板の文字など、細部までこだわった 街の風景。

街ゆくNPC一人一人にも細かく声が当てられていたりと、。

ゲームアクションを抜きに、マップの景色を見るだけでも価値があると思ったし、

クリエイター様のミッドガル再現に対する熱量をコントローラーを通して感じるソフトでした。

残りのシナリオが、いったいあといくつに分作されるのかーーー

ロードオブザリングのような3部作、

PS版本編と同じ4枚組(4部作)、

映画ハリーポッターのように何作も続くのかーー

どのような展開になり、それぞれがどういった内容となってるかはまだ未知数ですが、

たとえどんな結果になったとしても、最後にFFのテーマが流れれば、「やっぱFFっていいなぁ~」←に収束すると思います。

今回はお預けだったので。

まあ今作の唯一不満だったところは、メニュー画面のティファがちょっぴりブサイクなところぐらいです。

ただ、今回の率直な感想としては、

「こんなに早く生まれ変わったFF7の世界に行くことが出来るとは思わなかった。」

これに尽きます。

発売延期もあり、

あの壮大な世界に会いにいけるのは、もっともっともーっと、何年も彼方先の出来事になるかと思っていた矢先の発売。

早く行きたい、でも行きたくないーーー。

どこか永遠の憧れであり続けて欲しかった「REMAKE」の世界。

でもその永遠がついにその手に形となって届き、

再創造されたFF7の世界をクラウドたちととも歩けることに、

この時代に生まれたことの幸せを感じています。

ありがとう21世紀!

そしてありがとう、SQUARE ENIX様!

リアルタイムでオリジナル版をやっていなかったぼくですらこれほど感動に震えたのですから、オリジナル版をプレイした方なら絶対に買う価値ありの商品でした!!

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