修辞技法

『黙説』の解説とその例

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wikipediaの解説(引用)

➀言葉を始めておきながら、激情、節度を抑制するため、あえて言葉を濁らせ、文を完結させない手法。

➁あえて省略することで読者の想像を膨らませるねらいがある。

  • 自分を二軍に落としたあのコーチが許せない。…きっと今に…今に見返してやるから待っていろよ!

ここでは反骨精神漲るその強い感情が全て省略されている。しかし、読み手とすれば、その中に渦巻いている悔しい気持ちが暗に読み取れるはずである。

  • 僕は、彼女に温めてきた想いを告げることにした。…彼女は静かにコクッと頷いた。

おそらく、告白かプロポーズの場面であり、ここでは登場人物の台詞が一切省略されているが、結論だけがしっかりと表現されている。

オリジナル例

  • 「そ そんな願いを かなえて しまったら・・!!」

  • 「そんな・・ バカな・・(驚嘆」

  • 「信じられない・・・(驚嘆」

  • 「これ・・いったい なんなの・・?(驚嘆」

  • 「あのさ・・・ いや 何でもない(戸惑い、緊張」

  • 「50%オフ・・(買いたい」

  • 「ハンバーグ・・じゅるり・・(食べたい」

  • 「おまえ・・本当にそう思って・・」

  • 「でも あのとき 確かに キミは・・」

  • 「うわああ・・・(軽蔑」

  • 「もし 成し遂げたら ・・・いいこと してあげる❤️…」

  • 「おいしい?」「・・・・」(不味いのかおいしいのか分からない謎を作り出している

  • 「あのさ、 もし今度・・!・・何でもない」(会いたい

  • 「早川さん・・・あ、 いや その 何でもない・・」

  • 「ここに、座りなさい・・いいから はやく・・(怒ってる)」

  • 「もし逃げでもしてみろ・・そのときは・・さぁ 時間は限られてるさっさと行け

  • 「ここは・・ もしかして・・・」

  • 「火薬の臭い・・ダイナマイト・・!!もしかして、あいつ・・・まさか・・・・(死ぬ気か

  • 「そしたら俺はあの時・・なにかできただろうか?(後悔」

  • 「もしかして・・いやそんなバカなこと・・でも・」

  • 「でも、だからこそ・・・うん」 そうして歩き出した。

  • 「そっか・・」

  • 「いまから・・ちょっと ここに 座って」

  • 「つまり答えは・・そういうことだ」

  • 「あした、富岡公園で・・」

  • 「もう一回言ったら・・もう・・」

  • 「あたしっ・・(そのまま抱きついて来る」

  • 「一度・・・どうだ?」

  • 「もしあいつが生きてたら・・」

  • 「疼くんだ・・いまでも・・・

  • 「これはきっと・・・・」(天罰なんだ)

  • 「ムリだ・・もうだれも・・・」(助からない)

  • 「ずっとこのままで・・」(目を閉じて そのまま 抱き着く)

  • 「・・・・(剣を抜いて 近づいてくる」)

  • 「声は 出さないで・・」(そのまま 寄り添う)安心感

  • 「ヤバい・・」(苦しい)

  • 「あんた本当に・・?」(殺人鬼なの?)

  • 「だって・・なあ?」(内容を言わずに共感を得ようとするとき

  • 「パパ・・」(死にそうな傍らで涙を流す

  • 「もっと・・もっと・・!」(欲しい

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